世代を超えて継承される200年住宅

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杉工務店の目指す200年住宅とは?

杉工務店の目指す200年住宅とは?

近年、古民家を再生して建物を長期間にわたって大切に使い続けるという考え方が徐々に浸透しつつあります。「100年住宅」という言葉も頻繁に耳にするようになっているだけに、家の平均寿命が約30年といわれている日本の住宅事情も少しずつ変わってきているようです。

福岡県春日市で注文住宅を承る「株式会社杉工務店」では、以前からそうした長く住める家を建てる取り組みを行ってきました。こちらのページでは、当社が掲げている「200年住宅構想」についてご紹介します。

「200年住宅」の根本は"再生できる家"であること

「200年住宅」の根本は"再生できる家"であること

メディアなどで盛んに叫ばれている「100年住宅」の倍となる「200年住宅」を実現させるためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。建築して以来、何も手を加えずに200年間も美観や機能性を保つことは不可能なので、修繕や補修を繰り返して行える木造建築であることが大前提となります。つまり、「200年住宅」とは木材の特性を活かしたきめ細かいメンテナンスによって、見た目や使い勝手が改善される“再生できる家”なのです。

古くなったからといってせっかく建てた家を全壊してまた一から建て直すとしたら、多くの費用や時間がかかります。さらに多くの材料が使われることで資源の無駄使いにもつながります。一方、「200年住宅」ではむやみにまだ使える部分を取り壊したり、改修したりすることはありません。素材を活かしつつ、悪くなった箇所のみ修繕・補修を行うので施工も非常に簡易的であり、エコであるともいえるのです。

PICK UP!! 木造建築の耐久性

7世紀に建築された奈良の法隆寺が修繕・補修を繰り返しながらも現存しているように、素材の特徴を活かした木造建築なら、長期にわたり世代を超えて暮らせる住まいを築くことができます。ただし、木材の傷んだ部分や水廻りなど、定期的に再生工事を行う必要があります。適切なメンテナンスを欠かさずに行うことで100年、200年またはそれ以上の時間を過ごすことができるだけの可能性を秘めているのです。

乾燥材の強度:伐採後から徐々に強度を増す特徴があり、ピークを迎えるのは伐採から約200年後であるといわれています。

樹齢の4倍の耐久性:木材は樹齢の4倍はもつといわれています。法隆寺に使用されている木材は樹齢500年のものなので、2000年はもつ計算になります。

200年住宅実現のための3つのポイント

「200年住宅」の根本は"再生できる家"であること

現在の建築技術と素材の特性を活かすことによって200年住宅を実現することは十分に可能であるといえます。ただし、その家で生活を営む方にとって常に暮らしやすい環境を保つためには、200年後を見据えた適切な計画が必要です。こちらでは200年住宅実現のために欠かせない3つのポイントについてご紹介します。

ポイント1:200年もつ住宅の「建設」

200年という年月とても長く、いくつかの世代をまたぐことになります。時代や環境が移り変わっていくなかで、数世代の暮らしを守っていけるだけの強度や耐久性を確保しなければなりません。建てた家の構造自体がしっかりしていないと、200年どころか10年、20年ももたないことも考えられます。したがってまずは頑丈な家をしっかり「建設」することが大切です。

ポイント2:定期的に行う「メンテナンス」

耐久性の高い木造建築だとしても、かならず老朽化します。とくに水廻りなどはどの住宅でも傷みやすく、定期的に「メンテナンス」を行うことが大切です。必要に応じたピンポントな修繕・補修を繰り返すことによって、家の強度や耐久性を高めていきましょう。200年住宅は再生することを基本に建てられているので、「メンテナンス」は欠かせません。

ポイント3:建築構造のノウハウの「継承」

200年住宅は半分の歳月の100年が過ぎるころには、建設に携わった関係者のほとんどが生きてはいないでしょう。偉大なスペインの建築家・ガウディの没後もサグラダ・ファミリアの工事が続けられているように、建築方法を「継承」することが大切です。どのような工法で、どういった素材を使用しているのかなどの建築構造を細かく後世に伝えることが200年住宅の存続のカギを握ります。

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